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【リスニング】「弱形」と「リンキング」で英語が聞き取れないを克服!!

英語
プロフィール
むーたろ

英語なんていつも赤点だったのに、映画『KINGSMAN』を観てから、英語に興味が湧き、関西外国語大学を卒業、今ではTOEIC930点を達成!
現在は満点を目指して勉強中!!
英語に関する役立つ知識を伝えていきたいと思います!

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「英語が全然聞き取れない…」

「スクリプトを見たらすごく簡単な単語なのに…」

こんな悩みをお持ちの方のために、今回は、今よりも英語を数倍聞き取りやすくする知識を紹介します。

先に言ってしまうと「リンキング」と「弱形」です。

この2つを聞いたことが無い人は、是非読み進めて下さい。

この2つを理解して、意識したうえで普段の勉強をするとリスニングかかなり伸びます。

リスニングが出来ない理由

リスニングが出来ない理由は大きく分けて以下の2つです。

  1. 聞き取れない
  2. 聞き取れてはいるけれど、瞬時に理解できない

今回の知識は、1.「聞き取れない」を改善するものです。

.「聞き取れてはいるけれど、瞬時に理解できない」に関してはリーディングの力が足りていません。読んで頭から理解できない英文は、聞いても絶対に理解できません。

なので、簡単な英文からでいいので頭から理解することを意識して音読を繰り返しましょう。

本題に戻ります。

「聞き取れない」にも2つのパターンがあります。

  • 聞き取れない
    1. そもそも、その単語を知らない
    2. 単語自体は知っているけど、自分の知っている音と異なる

以上の2パターンです。

1.「そもそも、その単語を知らない」に関しては仕方がないです。

知らない単語は、どんなに英語が出来る人でも聞き取ることはできません。日々の学習です。ただ、知らなくても周りの単語から推測することはできます

2.「単語自体は知っているけど、自分の知っている音と異なる」は今回紹介する2つの知識を理解することで、かなり改善することが出来ます。

では早速説明していきます。

英語が聞き取りやすくなる知識

  1. 弱形
  2. リスニング

この2つを理解していないと、知っている単語でも聞き取れなくなってしまいます。

下の音声を聞いてみて下さい。

リスニングが不得意な人は、「festival」のように1単語に聞こえると思います。

しかし、実際は「First of all」と発音しています。

1つ1つの単語はとても簡単ですが、この2点を知らなければまず聞き取れません。

中学、高校の英語の授業では、「First of all」は「ファーストオヴオール」と発音すると教わります。

しかし、実際には「ファスタヴァール」のように聞こえます。
カタカナで表記する都合上、正確性は少し欠けています。)

このように、自分の知っている音とその単語の正しい音が異なる場合、知っている単語でも聞き取れません。

これが起きる原因に①弱形②リスニングが関係しています。

では、1つずつ説明していきます。

弱形

発音には「弱形」と「強形」の2種類があり、私たちが中学、高校で習う発音は「強形」です。

しかし、ネイティヴの会話で「強形」が使われることはあまりありません。なので「弱形」について知る必要があります。

弱形」は弱く発音するということではなく、「短く、軽く」発音するということです

下の写真を見て下さい。

辞書 of 
フェイバリット英和辞典

これは、私が持っていた辞書の [of] の項です。⦅弱⦆が弱形で、⦅強⦆が強形のことです。

『of』
弱形 →「ァヴ」「オ」
強形 →「オヴ」

このように、「弱形」は英文の中で、あまり重要な意味を持たない単語は短く発音されるのです。
主に、代名詞、前置詞は弱形で発音されることが多いです。

時々、スクリプトを見ながら音声を聞いてもどうしても「of」が聞こえないという現象が起きたことがある人は安心してください。

その「of」はもとから言っていません

one of usと言っています

ほとんど「of」は聞こえないと思います。

ただ、「of」でも強調したいときは、強形で発音されます

他にも2つ重要な単語を紹介しておきます。

him 辞書

him」は「im」「ィム」のように発音されます。

I met him yesterday
I like him

この音声では2つとも少し「h」が残って聞こえますが、「h」はほとんど抜け落ちると思っていて下さい。


her」は「ər」のように、h」が抜け落ちて「ァ-」のように発音されます。

with her

これも少し「h」が残っていますが、「ウィザー」「wither」のように聞こえることもあります。

以上で弱形の説明を終わります。

リンキング

リンキングは「Linking」と書きます。

link」には「連結する」などの意味があり、日本語でも「こことここがリンクしている」などのように言うことが多いと思います。

英語では、発音時に単語の語末と語頭がつながることを「リンキング」と言います。

代表的なリンキングの例として、「thank you」が挙げられます。

「サンク ユー」ではなく、繋げて「サンキュー」と読みますよね。

これが「リンキング」です。

thank」の「k」と「you」の「y」が連結して、「サンキュー」となります。

あとは、多くの英文に触れてリンキングに慣れていくしかないです。

オーバーラッピング、シャドーイング、音読の時にリンキングを意識するようにして下さい

語頭が母音の場合にリンキングが起きやすいです

少し例を挙げておきます。

with our 「ウィズァー」

tell our テルァー

tell us 「テラス」

take youテイキュー

gave youゲイビュー」 

多くの人の場合「~+you」の時、自然とリンキングが出来ていると思います。

それは「サンキュー」で自然に身に付いているからです。

このように1つのパターンを知っていれば、あとは自然とその知識を応用できるようになります。


以上で「弱形」と「リンキング」の説明を終わります。

「弱形」と「リンキング」の例を全て上げることは不可能です。

なので、この2つを普段から意識して、英語の勉強をして下さい。自然と耳が慣れて無意識で分かるようになります

まとめ

いかがでしたでしょうか。

冒頭でも伝えたように、この知識を理解したからと言って急に聞き取れるようにはなりません。

リスニングは普段の勉強がかなり重要です。

これからは、「リンキング」「弱形」を意識してください!

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