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【part7】『関 正生のTOEIC L&R テスト 読解 神速108問』の勉強法、魅力と感想!

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プロフィール
むーたろ

英語なんていつも赤点だったのに、映画『KINGSMAN』を観てから、英語に興味が湧き、関西外国語大学を卒業、今ではTOEIC930点を達成!
現在は満点を目指して勉強中!!
英語に関する役立つ知識を伝えていきたいと思います!

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part7の解き方が分からない…

たくさん問題を解いているのに、part7のスコアがなかなか伸びない…

以上のような悩みを持っている人は大勢いると思います。TOEICで高得点をとるためにはpart7の攻略が必須です。

そこで、今回はスタディサプリでお馴染みの関正生先生が書いた、『関 正生のTOEIC L&R テスト 読解 神速108問』という参考書を紹介します。

『神速読解108問』表紙
この写真では分かりませんが、少しだけ厚いです

この本はpart7の対策本神速シリーズの4冊目になります。

神速シリーズ4冊の表紙
カラフルで統一感があり、良い感じです。

神速シリーズはどれも良書でかなりオススメです。あとで解説しますが、今回の『神速読解108問』もやり込めばかなり実力が付く1冊です。

私も現在では、930点を取得することが出来ましたが、リーディングはまだまだ苦手な分野なので、この本を繰り返し読んで、知識を吸収しようと思っています。

TOEICのスコア

それではこの本の魅力や勉強法について紹介していきます。

その前に『神速読解108問』は次のような人にオススメです。

こんな人にオススメ!
  1. part7をなんとなくで解いている人
  2. part7の問題をたくさん解いているのにスコアが伸びない人
  3. part7で時間が足りない人

他にもpart7に苦手意識がある人なら誰でも効果はあります。

感想

神速読解108問』の内容は、part7(54問)が2セット(108問)収録されています。

chapter1chapter2の2セットです。

1周して、かなり手応えのある問題集だと感じました。

私は、各chapter6問ずつミスしました。特に、マルチプルパッセージのクロス問題はかなり難易度が高く、本番よりも難しい印象です。

また、解説にもたくさんのページが割かれていて、かなり丁寧でした。

そして、後で詳しく解説しますが、この本には「解き方のポイント」が示されていて、読む際にどこに注目すれば良いかを詳しく解説してくれています。

この本に書いてある解説やポイントを意識しながら音読をすることで、かなりの実力アップを期待できます。

私も、今の音読教材を終えたらこの本を音読する予定です。

『神速読解108問』の魅力

1周して、私が思ったこの本の魅力は以下の2点です。

  1. 解き方のポイント
  2. 問題・解説の質の高さ

1つずつ説明していきます。

解き方のポイント

この本では、〈問題解き方のポイント解答・解説〉のような流れになっていて、1問解いて解説を読むといったいわゆる、一問一答のような構成になっています。

ここまではどの参考書も同じですが、『神速読解108問』には「解き方のポイント」というものがあり、それがこの本ならではの魅力です。

解き方のポイント」では、「この単語に注目!」「この表現は狙われやすい!」など、英文のどこに注目すれば解きやすいかというのを丁寧に解説してくれています。

他の参考書では、「ここに解答の根拠があるから、答えはこれ」と説明されることが多いですが、この本では、解答の根拠を見つけるための知識を身に付けることが出来ます。

もちろん、英語を読む力は大切ですが、解答の根拠につながる表現や単語を知っているだけで、全文を理解しなくても解ける問題もあります。

また、同じ解説が繰り返しされているので、読んでいるだけでも、自然と身についていきます

私が1番印象に残っているのは、「命令文または、命令文相当の表現には注目!」です。

これは何度も繰り返し出てきました。

他にも、「言い換え表現」や「~に注目する!」など、とにかく事細かに解説されていました。

ここまで丁寧に書いている参考書はなかなかないと思います。

問題・解説の質の高さ

まずは問題の質の高さから説明します。

問題の質の高さ

神速読解108問』は、Daniel Warriner という方が主に問題作成を行なっています。

この方は、いろいろなTOEIC対策本の問題作成を行っていて、特急シリーズの読解問題のほとんどは、この方が携わっています。

この本にもかなり本番に近い問題が多くありました。

例えば、「天候で予定がずれる問題」「在庫が足りない問題」「目立たないところが答えになっている問題」のように、TOEIC頻出パターンの問題が多く収録されていました。

他にも、文書と文書の間で時間が空いている「タイムラグ問題」もかなりありました。

また、全体的に問題の難易度も高いです。特に、MP(マルチプルパッセージ)のクロスリファレンス問題(クロス問題)の難易度は本番よりも高いと感じました。

クロス問題とは、複数の本文を照らし合わせて答えを出す問題のことです。

このように、本番でもよく見る問題程よい難易度の問題が多くて、かなり質が高いです。

解説の質の高さ

次に解説の質の高さです。

解き方のポイント」もかなり詳しく書かれていますが、解説にも多くのページを割いていて、丁寧に書かれています。

1つの問題に1ページ使っていることもありました。

また、関先生ならではの説明で、単語や熟語の丸暗記をしなくても良いような、論理的な説明がされていました。

解答の根拠を見つけるための大切な表現も解説されていたので、この本の解説ページを全て理解するとかなりの知識量になります。

以上、問題と解説の質の高さでした。


  1. 解き方のポイント
  2. 問題・解説の質の高さ

以上2点が『神速読解108問』の主な魅力です。

勉強法

神速読解108問』を使った勉強法はスコアにもよりますが、基本的には音読です。音読の方法は以下の3ステップです。

  1. 解く・答え合わせ
  2. 精読
  3. 音読

ひとつの長文につきこの3ステップを行ってください。

私の場合、もし、現状のスコアが600点なら全ての長文を音読をして、800点の場合は、間違えた問題とMPの5題を音読します。

600点全ての長文を音読
800点ミスした長文、MPの5題のみ音読

もちろん、余裕があるなら全て音読したほうが実力は付きます。

では、3ステップを1つずつ説明していきます。

解く・答え合わせ

問題を解いて、答え合わせをするだけです。

同時に「解答のポイント」や「解説」も熟読して、なぜそのような答えになるのかを理解してください。

丁寧な解説なので、簡単に理解できると思います。

精読

精読とは「精密に読む」ということです。

その英文に一切の疑問点を無くしてください。分からない単語、文法は調べましょう。

精読の最終目的は「頭から英文の意味を理解する」です。

どんなにゆっくり読んでも構いません。とにかく返り読みをしないようにしましょう。

音読を繰り返すことでその読み方のスピードは上がっていきます。

私は精読をする時に、常に「疑問、納得」を繰り返すイメージで読んでいます。分かりにくいと思うので、下の英文で説明します。

The deadline for submission is April 29th.

この英文を頭から読んで、「The deadline」を見つけた時に、「何のdeadlineだろう?」や「いつまで?」という疑問を抱きます

そして、次に「for submission」まで読んだ時に「あ、提出のdeadlineか」と納得します。

次に、「いつまで?」と疑問を抱き、「is April 29th」で「4月29日か」と納得します。

このように、〈疑問→納得→疑問→納得〉のように読んでいくと、頭から意味を取れるようになります。

図で説明すると次の通りです。

疑問・納得読みの説明
疑問と納得を繰り返します

返り読みが癖になっている人は、このように疑問と納得を繰り返して読んでみてください

初めはかなり時間がかかりますが、このような読み方をしているうちに、この程度の英文なら日本語を介さず、英語を英語のまま理解できるようになります。

精読のゴールはこの読み方をできるようにすることです。

読む速度は音読で上げるので、関係ありません。返り読みから脱してください

音読

音読では先ほど説明した「疑問、納得読み」で繰り返し音読することで、頭から理解するスピードを速くすることが目的です。

次第に、疑問、納得する範囲が大きくなっていき、最終的には日本語をほとんど介さずに読めるようになります。

回数は特にありません。自分が納得するまでです。

目安として、私は『公式問題集7』のpart7の長文をそれぞれ60~100回ほど音読していました。

多いようにも見えますが、慣れてくると理解が速くなるので、それほど苦でもなくなります。

ちなみに、音読する場所は、本文だけで構いません

招待状のアドレス部分などの本文以外の英文は音読しなくても大丈夫です。

音読・精読については以下の記事でもう少し詳しく解説しています。


以上が音読の3ステップです。

  1. 解く・答え合わせ
  2. 精読
  3. 音読

この3ステップを全ての長文で行いましょう。

1つのchapterを終えた頃には、かなりの実力が付いていると思います。

chapter2模試のように一気に解いてみても良いと思います。ただ、解き終わったら、同じように音読をしましょう

また、chapter2を勉強している時に、chapter1の長文を一気に読む「通読」という勉強をするのもかなり効果的です。

通読」は、英文を読むことに対しての集中力を付けることが目的です。

普段から大量の英文を読んでいないと、本番で集中力が切れてしまって、解ける問題も解けなくなってしまいます。

part7のスコアの伸ばし方

part7でスコアを伸ばすには、リーディング力を付けるのが一番ですが、リーディング力は一朝一夕の努力では身に付きません

ただ、リーディング力以外にもスコアを伸ばす方法はあります。

それらを以下の記事で説明しているので、気になった記事を参考にして下さい。

特に、時間配分はかなり重要なので、確認してみて下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

神速読解108問』を仕上げると、かなりの実力が付きます。

毎回毎回神速シリーズはかなりの良書ですね。

今度は神速シリーズでリスニングの参考書も出版されるようなので、非常に楽しみです。

これまで、part7のスコアがなかなか伸びなかった人は、是非『神速読解108問』を検討してみて下さい!

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