「part7で時間が足りない…」
「どうしても後半は適当にマークしてしまう…」
TOEICを受けるうえで以上の悩みをもたない人はいないと思います。
そんな人にいきなりですが、TOEICで高得点を取得するために必要なことは何かご存じでしょうか。
もちろん1番大切なことは、英語力です。
しかし、TOEICにおいては、リーディングにおける時間配分、いわゆるTOEIC力が高得点を得るうえではかなり重要です。
今回はその理由と理想的な時間配分について解説します。
私自身、時間配分をしっかり意識し始めてから高得点を取り始めることが出来ました。今では930点を取ることが出来ました。
明日が試験本番でも役に立つことなので、是非読み進めて下さい。
時間配分の大切さ
私の友人もpart7の後半にかける時間がなく、よく勘でマークしていると言っていました。
しかし、TOEICは後半に行く程難しくなるテストではありません。
後半(part7)が難しいと思って前半(part5&6)に時間をかけすぎるのは非常にもったいないです。
TOEICで少しでもスコアを伸ばすコツの1つは、1問でも多くの問題に目を通すことです。
part7の後半、特にTP(トリプルパッセージ)は簡単に解ける問題も意外とあります。
なので、満遍なく問題に目を通すために時間配分が大切なのです。
時間配分
個人的にお勧めな時間配分は以下の通りです。
part5&6 → 20分
part7 → 55分
(SPに20分、MPに35分)
SPはシングルパッセージ
MPはマルチプルパッセージ
part5&6で20分と書いてありますが、早ければ早いほど良いです。
もし、15分でpart5と6が終わったとして、残り5分を見直しする必要はありません。
すぐにpart7に入りましょう。part7にかけれる時間があればあるほど良いです。
だからといってpart5と6を雑に解くのはやめましょう。
part5&6の時間配分
part5と6で20分です。
目安としてpart5は8~10分、part6は10~12分で解くことを目指しましょう。
【part5の時間配分】
part5を10分で解くには1問20秒で解く必要があります。
ただ、30問を10分で解くことが目標なので、それさえ達成できるなら1問に何秒かけても大丈夫です。
10分で解くためには、普段の勉強も大切ですが、即答パターンを知ることと、分からない問題に固執しないことが重要です。
part5の即答パターンについてはこちらの記事で解説しています。
分からない問題が来た時にすぐに諦めて、気持ちを切り替えることはなかなか難しいです。
気持ちを切り変えないと後の問題に響くので、普段から分からない問題があった時も気持ちを切り替える練習をしておきましょう。
600点を目指す人は18問以上の正解、800点以上を目指す人は24問以上の正解が目安となります。
多くの人が第一の目標とする、600点でも12問間違える猶予があります。
結構多いですよね。
ですので、満点を目指す人以外は、分からない問題が来ても落ち込まないようにしましょう。
【part6の時間配分】
part6も10分で解きましょう。
10分以内に解くコツは特にありませんが、600~700点を目指している人は、文挿入問題を捨てるのも良い作戦です。
私も文挿入問題が苦手だったので、分からないと思ったらすぐに諦めていました。
文挿入問題とは空所の前後と文脈が合うように選択肢から適切な英文を選ぶという問題です。
1つの長文につき必ず1問あり、part6は4つの長文があるので、文挿入問題は4問あります。
この4問を捨てると、2~3分程度時短できます。
part6はpart5と7を足して2で割ったような問題なので、特に対策は必要ないです。
文法力とリーディング力を付けましょう。
part7の時間配分
part7で55分残っているのが理想的です。
55分をもう少し細かく分けると、SP(シングルパッセージ)に20分、MP(マルチプルパッセージ)に35分という配分です。
また、part7は解く順番もかなり重要だと思っています。MPから解き始めることをオススメします。
以下の記事を参考にして下さい。
600点を目指す人は、SPに25分、MPに30分でも良いと思います。
冒頭でも伝えたように、全ての問題に目を通すことがTOEICでは重要です。
part7にテクニックはありません。普段のリーディングの勉強が1番です。
リーディングの勉強法は以下の記事で詳しく解説しています。
腕時計はアナログがおすすめ
時間配分には直接関係はありませんが、時計はアナログ腕時計を推奨します。
私は1度、デジタル腕時計を会場に持って行ったことがあるのですが”16:23”のように数字で表示されるので、そのpartにかけられる時間を逆算する必要があります。
なので、TOEICにおいては見た瞬間に分かるアナログ時計の方がおすすめです。
私が使っているのはこちらです。
軽くて音もならないので使いやすいです。
数字は大きい方が見やすいのでオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
TOEICでは英語力ももちろん大切ですが、時間配分という戦略も大切です。
同じ英語力でも時間配分を考えるのと考えないのでは、点数はかなり変わると思います。
今まで、時間を気にしていなかった人は、次の本番からは時間配分をしっかりと意識してみてください。
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