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【TOEIC】単語帳『金のセンテンス』の使い方を徹底解説!!

TOEIC
プロフィール
むーたろ

英語なんていつも赤点だったのに、映画『KINGSMAN』を観てから、英語に興味が湧き、関西外国語大学を卒業、今ではTOEIC930点を達成!
現在は満点を目指して勉強中!!
英語に関する役立つ知識を伝えていきたいと思います!

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「どの単語帳が良いんだろう…?」

「多すぎて、どれを選べば良いか分からない…」

TOEIC用の単語帳を購入しようと書店に行くと非常に多くの単語帳があります。

正直、どの単語帳もやり込むことで同じくらいの実力は付きます。

ただ、今回はより効率的にTOEIC頻出単語を学習できる単語帳を紹介します。

今回は金のセンテンスという単語帳を紹介します。

私はTOEIC で930点を取得することが出来ましたが、この点数を取るまでに学習していた単語帳は『金のセンテンス』一冊です。

良い点や悪い点、使い方を詳しく説明しますので、気になる方は是非読み進めて下さい。

オススメできる人 

カバーは外しています。

この単語帳は初心者以外の人には全員効果があるので、オススメします。

初心者とは、ここでは大学受験の単語帳(シス単やターゲット1900)を8割以上覚えていない人のことを指します。

また、この単語帳は長くてpart5程度の文量なので、ある程度の文法力も必要になります。

この単語帳の著者は『でる1000』でも有名なTEX加藤先生です。
また、『金のフレーズ』いわゆる『金フレ』という単語帳も書いています。

『金のセンテンス』の方が新しく、『金フレ』の見出し語1000語+重要語を全360の例文で掲載しています

ですので、これまで『金フレ』で勉強していた人も、復習がてらに『金のセンテンス』を学習する十分あります。

良い点

個人的に『金のセンテンス』の良いなと思った点を紹介します。

  • 良い点
    1. 細かい解説
    2. リスニングの勉強ができる
    3. 自然とpart5対策になる

以上の3点です。1つずつ説明していきます。

細かい解説

金のセンテンス』では短くてpart1、長くてpart5程度の文量の例文の中に、2~6個のTOEIC重要単語が含まれています。

そして、その英文の下にそれぞれの単語の解説が書いてあります。

それが非常に細かく、役に立つことが多く書いてあります。

例えば、この単語はこのpartによく出ますよく出る熟語の形語源から解説していて、記憶に残りやすいものばかりです。

すでに知っている単語だったとしても新しく知ることが多かったです。

また派生語類義語対義語も多く載っていて知識が芋づる的に伸びて行きます。

ただ、最初は見出し語を覚えることに集中しましょう。

リスニングの勉強ができる。

金のセンテンス』に載っている360の例文は「abceed」というアプリを使うと無料で簡単に音声を聞くことが出来ます。

また、再生速度も変えることが出来て、非常に使い勝手が良いので、TOEIC学習にはもってこいのアプリです。

以下の記事で「abceed」の使い方などについて詳しく解説しているので、参考にして下さい。

AI英語教材 abceed(エービーシード)

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後ほど説明しますが、英文の文量が長くないので、リスニングの勉強に向いていると思います。

単語の定着も図れるので『金のセンテンス』でのリスニング学習を勧めます。

自然とpart5対策になる

part5と同程度の長さや、同じような内容よく出る表現が含まれている英文が多くあります。

なので、単語を覚えるために何度も読むだけで、自然と対策が出来てしまいます。

短文なので返り読みをしない練習にも最適です。

360個の英文を頭から理解することができれば、リーディングの能力はかなり上がっていると思います。

頭から理解するためのリーディングの方法について、下の記事で解説しています。

以上の3つが良い点になります。

悪い点

これ1冊で900点を取ることが出来ました。悪い点は特にありません。

ただ、単語帳なので当然ですが、後半になるにつれて、文量も多くなり、知らない単語がほとんどになります。

知らない単語が5個も6個も入っている文を読むのは非常にストレスがかかります

学習スピードが落ちてきて挫折する結果になるかもしれません。

もしストレスを感じてきたら、先に単語の訳を見てから文章を読みましょう

「一瞬だけ覚えた!」勉強法

金のセンテンス』を使った勉強法を紹介します。

単語の覚え方は人それぞれです。ただ、「何周もする」ということは念頭においていて下さい。

単語学習のコツは質よりも量です。それを踏まえた上で私の勉強法を紹介します。

私の勉強法は、「一瞬だけでも覚えた!」の状態で何周も回すことです。

これだけではよく分からないと思うので、実際に「We need a plumber.」という例文を使って説明します。

この例文を以下の手順で勉強していきます。

  1. 英文を読む
  2. 知らなかった単語を一瞬だけでも良いから覚える
  3. もう1度読む

英文を読む

まずは普通に覚えるべき英文を読みます。

今回は「We need a plumber. 」で、「plumber」が分からない単語だとします。

知らなかった単語を一瞬だけでも良いから覚える

金のセンテンス』では、英文の下に単語の解説があるので、英文中に分からない単語があった場合は解説を読みましょう。

plumber」は「配管工、水道業者」という意味です。

ちなみに、発音は「プランバー」ではなく「プラマー」です。リスニングでよく出るので注意して下さい。

plumber

では、「plumber」を覚えましょう。「プラマー、水道屋さん、プラマー水道屋さん…」のように繰り返していれば、一瞬だけ覚えることが出来ます。

この時は、解説の類義語、対義語、同義語は覚えなくても大丈夫です。

もう1度読む

知らなかった単語を覚えたと思ったらもう1度、英文を読んでください。

We need a plumber.
(水道屋さんが必要だ)

読める →次の英文も同じ手順で覚える
読めない→もう一度②の手順に戻る

一瞬だけでも覚えればよいので、次の英文に移った時に忘れていても構いません。


ここまでが1つの英文に対する一連の手順です。

あとはこの手順を360個の英文で行います。

ただ,『金のセンテンス』には360個の英文があるので、後半を覚えているうちに前半を忘れてしまいます。

なので、私は、英文を60個ずつに区切って、その60個で何度も先ほどの手順を繰り返して、その60個をある程度覚えたら、次の60個の英文に移っていました。

私は、60個を1日で回していたので、6日で1周していました。

このように、1〜60の英文を1日で7〜10周程していました

正直、2周目はほとんど覚えていませんが、4周、5周と回数を重ねるごとに、覚えていく単語は増えるので、周回するスピードも上がります

60個の英文を8〜9割覚えたら、次の60個も同様に覚えて下さい。360個の英文を覚えたら、もう1度、始めから繰り返しましょう

とにかく、高速で単語帳を回すことを意識しましょう。最終的には、 1日で『金のセンテンス』を1周できるようになります。

1日1周できるようになったら、見出し語を8〜9割程度覚えていることになります。

あとは音声を使ったり音読したりしてさらなる単語の定着を図りましょう

音声を活用する

見出し語をある程度覚えたら音声を活用しましょう。

以下のステップで勉強しましょう。

  1. 2~3回何も見ずに聞く
  2. オーバーラッピング
  3. シャドーイング

音声は「abceed」というアプリを活用します。

音声を繰り返し再生することが出来るのでストレスなく学習することが出来ます。

AI英語教材 abceed(エービーシード)

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開発元:Globee Inc.
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「abceed」の使い方は以下の記事で詳しく解説しています。

2~3回見ずに聞く

まずは英文を見ずに音声を聞いてください。2~3回で良いです。

出来る限り英文の意味を想像してください

オーバーラッピング

オーバーラッピングとは英文を見ながら、音声に被せて発音する勉強です。

音声と同じ「間・抑揚・リズム・発音」を目指して下さい。

オーバーラッピングの説明

慣れないうちは口が回らずうまく言えない自分にむかつくかもしれません。私もそうでした。

しかし、比較的短文なので、すぐに出来るようになります。

間・抑揚・リズム・発音を真似できるようになるまで繰り返してください。

シャドーイング

シャドーイングとは、音声を聞いて、その音声に2~3単語遅れて英文を発音する勉強です。
カエルの歌の輪唱の英文版だと思ってください。

この時、英文を見ていないので、聞こえてきた音を頼りに、英文のリズム、抑揚を再現してください。

シャドーイングの説明

大変に聞こえますが、オーバーラッピングをしっかりしていればそこまで苦労しないと思います。

シャドーイングが出来たらその英文は完了です。移動時などのスキマ時間にシャドーイングすることをオススメします。

以上が音声を活用した勉強法です。

  1. 2~3回何も見ずに聞く
  2. オーバーラッピング
  3. シャドーイング

この3ステップを360全ての英文で行いましょう。

音読

音読の目的は「英文を頭から理解できるようにすること」です。

なので、音読をしている時は、どれだけゆっくり読んでも良いので返り読みをしないようにして下さい

頭から理解することを意識していれば黙読でも構いません。

メンテナンス

人はどうしても忘れてしまう生き物なので、定期的に復習しましょう。

月に1回程度、英文を読み直して忘れていた単語には付箋を貼っておき、本番前に確認するようにしましょう

以上『金のセンテンス』を使用した勉強法でした。もう一度確認しておきます。

  • 「一瞬だけ覚えた!」勉強法
  • 音声を活用する
  • 音読
  • メンテナンス

『金のセンテンス』が終わったら

単語の勉強をある程度終えたら、リーディングとリスニングの勉強に移りましょう。

ただ、その間も単語の勉強は続けるようにしましょう

以下の記事を参考にして下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『金のセンテンス』をしっかり使えることが出来れば、TOEIC における全ての基礎が出来上がります。

単語帳はこれ一冊で大丈夫です。しかし、公式問題集や模試などで出てくる単語は覚えるようにして下さい。

今回紹介した勉強法は簡単ではありませんが、効果は間違いなくあります

しかし、勉強法は人それぞれです。あくまでも、私の方法を参考にしたり、自分の勉強法に取り入れるなどして、自分に一番合う勉強法を探して下さい。

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