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【英語の根幹】④文の要素について詳しく解説!!

英語の根幹
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むーたろ

英語なんていつも赤点だったのに、映画『KINGSMAN』を観てから、英語に興味が湧き、関西外国語大学を卒業、今ではTOEIC930点を達成!
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文の要素って…?

目的語とか補語とかよく分からない…

以上のように感じている人は多くいると思います。

私自身、高校入学したての頃、文の要素を学習しましたが、SやらCやら何も分かっていませんでした。

ただ、英語が少し得意になってから振り返ってみると、文の要素は非常に大切なんだということが身に沁みました。

なので、今回は文の要素について詳しく解説していきます。

文の要素は文型の理解には欠かすことのできないものです

文型

文型とは英単語の並び方のパターンです。そのパターンが5個あるので、5文型と言います。

第一文型:S V

第二文型:S V C

第三文型:S V O

第四文型:S V O O

第五文型:S V O C

全ての英文は以上の5パターンに分類することができます。

文型を理解することは英語学習においてかなり重要になります。

また、その文型を理解するためには品詞の理解と文の要素の理解が欠かせません。

品詞は以下の2つの記事で解説しています。

今回は文の要素について解説していきます。

文の要素

文の要素とは文字通り、英文を構成するもので4つの要素があります。

  • S(主語)
  • V(動詞)
  • O(目的語)
  • C(補語)

以上の4つです。

この4つの要素を軸に英文を構成していて、4つの要素の並び方で文型が決まります

第一文型:S V

第二文型:S V C

第三文型:S V O

第四文型:S V O O

第五文型:S V O C

少し練習しましょう。

I run everyday.
(私は毎日走ります)

この英文の文型は、「I」は主語なので「run」は動詞ででこの英文が〈S+V〉第1文型というものになります。

every day」は??

最初は誰もが抱く疑念です。

every day」は「修飾語」というもので、英文に情報を付け足す語です。修飾語は英文になくても良い要素で、文の要素にはなりません

修飾語は英語で「Modifier」と言います。頭文字をとって「」と表します。

つまり「I run every day.」は〈S+V(+M)〉となります。

重要なのは文の要素になることが出来る品詞はそれぞれ決まっています

S=(代)名詞のみ
V= 動詞
O=(代)名詞のみ
C=(代)名詞、形容詞

M= 副詞(文の要素にはならない)

これはかなり重要です。絶対に覚えて下さい。

どの品詞がどの要素になれるかを覚えておかなければ文型について理解ができません。

なので、品詞の理解が重要になるのです。

では「S,V,O,C」について1つずつ解説していきます。

S〈主語〉

主語は英語で「Subject」と言います。この頭文字をとって「S」と表します。

既述した通り、Sになることが出来るのは名詞のみです。

1語でなくても名詞のカタマリなら主語になることが出来ます。

参考書によっては名詞相当語句と説明されている場合もあります。

主語はある動作を行う人やモノのことを言います。英語ではほとんど文の初め(文頭)にくることを理解しておいて下さい。

V〈動詞〉

動詞は英語で「Verb」と言います。この頭文字をとって「V」と表します。

述語と説明される場合もあるかもしれませんが、述語=動詞と捉えても基本的には問題ありません。

動詞は主語がおこなう動作のことです

S+V
S+V+C
S+V+O
S+V+O+O
S+V+O+C

これを見てもらうと分かる通りS+V〉の順番は全て共通しています語順のところでも説明した通り、英語は「主語+動詞です。

O〈目的語〉

目的語は英語で「Object」と言います。この頭文字をとって「」と表します。

目的語とは、文の意味を成立させるために必要な一般動詞と前置詞の後ろにくる名詞のことです。

少しややこしいですが、下の位置に来る名詞は目的語です。

一般動詞+名詞

前置詞 +名詞

こう見るとそこまで難しく感じないと思います。

Object」には他にも「対象」という意味があり、動詞の動作の対象になる語というように理解してもらっても構いません。

例えば、「私は食べる」といきなり友達に言われた時にどう思いますか?

おそらく「何を?」と思うはずです。つまり「私は食べるという文だと成立しておらず、意味が伝わりません。

この文を成立させるためには「私はリンゴを食べる」のように食べる物、つまり「食べる」という動詞の対象になる語が必要になります

それを目的語(O)と言います。

英語にすると「I eat」だけでは、文が成り立ちません。成り立たせるためには「eat」の対象となる目的語が必要だからです。

I eat an apple.

だと「an apple」が「eat」の目的語となり文として成立します。

全然分からないという人は、一般動詞や前置詞の後ろの名詞は目的語という風に、今は理解しておいてください。

ちなみに動詞には、後ろに目的語が必要な動詞他動詞)と必要ない動詞(自動詞の2種類があることを知っておいて下さい。

eat」は目的語が必要な動詞です。

C〈補語〉

補語は英語で「Complement」と言います。この頭文字をとって「C」と表します。

補語は主語や目的語を補う語です。


このように主語や目的語とイコール関係になります。

I am Kenta.」この文章で説明します。

最初に習う文章ですが、どの文型になるでしょうか。

I am までは大丈夫でしょうか。〈S+V〉ですね。

後は「Kenta」がどうなるか考えてみましょう。Kenta」がどの文の要素になるかは品詞で決まりましたねKenta」は名詞です。

名詞がなることが出来る文の要素は「S、O、C」です。すでに「」という S がありますから「O、C」のどちらかになります。

ここまでくればあとは簡単です。「Kenta」が「C」なら「S」とイコールになるはずです。

I = Kenta」成り立ちますね。

つまり「C」(補語)となります。

I am Kenta.〈S+V+C

このようにどの要素なのかを見極める作業を「文型を取る」や「SVOCを振る」のように言うので覚えておきましょう。

次は「I play tennis」で考えてみましょう。

I play」までは「主語+動詞」ですね。「tennis」は名詞なので、「O」か「C」になります。

I=tennis」は成り立ちませんね。

C」ではないので、「O」(目的語)になります。

また、”play“という一般動詞の後に来ている名詞、”play“の対象になる名詞だから目的語という考え方もあります。

I play tennis.〈S+V+O

まとめ

いかがでしたでしょうか。

以上で文の要素の説明は終わりです。後半からは「S,V」などの記号を多用してきましたが、慣れるようにして下さい。

「文の要素」や「S、V、O、C」のそれぞれについて自分で説明できるように何度も読み込んでください。

品詞と文の要素を理解することが出来たら、いよいよ次は文型です!

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