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【英語の根幹】②-1品詞について詳しく解説!!(4大品詞編)

英語の根幹
プロフィール
むーたろ

英語なんていつも赤点だったのに、映画『KINGSMAN』を観てから、英語に興味が湧き、関西外国語大学を卒業、今ではTOEIC930点を達成!
現在は満点を目指して勉強中!!
英語に関する役立つ知識を伝えていきたいと思います!

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品詞って何…?

形容詞とか副詞とかよく分からない…

こんな悩みを持っている人や、品詞についての理解が少し足りないと思う人は、是非この記事を読んでみて下さい。

後で理由を述べますが、品詞の理解は英語学習において必要不可欠です。

英語初心者の人や英語が苦手な人は品詞を蔑ろにしていることが多いので、難しいとは思いますが何度も読み直して理解しましょう。

品詞を学ぶメリット

正直、初学者の人にとって品詞を理解することはかなり困難ですし面倒くさいと思います。そこで私が思う品詞を学ぶ1番のメリットを1つ紹介します。

品詞を学ぶ1番のメリットは文型を理解できるようになることです

文型を理解していると、めちゃくちゃに難しい英文でない限りは文構造が見えるようになります

文構造が見えると単語さえ知っていれば、大抵の英文は読むことが可能となります

これが私の思う品詞を学ぶ最大のメリットです。

文型については以下の記事で詳しく解説しています。

品詞とは

では本題です。品詞とは、その単語が英文中でどのような役割をしているかによって区分するものです。

英語には品詞が10種類あります。(指導者や文法書によっては8種類となることもあります。)

品詞とは英単語を役割によって分けるものですから、この世の中のすべての英単語はこの10種類のどれかに振り分けることができます

それでは早速10種類の品詞を見ていきましょう。

  • 名詞
  • 動詞
  • 形容詞
  • 副詞
  • 前置詞
  • 接続詞
  • 代名詞
  • 間投詞
  • 助動詞
  • 冠詞

以上の10種になります。

この世の全ての英単語は、以上の10品詞のどれかに区分することが出来ます

まだよくわからない人向けにポケモンで例えます。

現在ポケモンには18種類のタイプがあります。すべてのポケモンはこの18種のタイプにより区別されています。

同じように、すべての英単語は10種の品詞のどれかに属しています。

タイプ、品詞の説明

例えば、ピカチュウは「でんき」というタイプで区別されています。
同じように、book は「名詞」という品詞で区分されています。

しかし、リザードンというポケモンは「ほのお・ひこう」のように2つのタイプに属しているポケモンは多く存在しています。

品詞も同じです

1つの単語に1つの品詞だけというわけではありません「book」にも動詞の役割があります。

私は大学生の頃、塾講師をしていて、生徒が品詞について勘違いをすることがよくあったので、少し補足をしておきます。

どのような勘違いかというと、「品詞」という品詞があるという勘違いです。もし同じ勘違いをしていたという人は、品詞はグループ名だと考えて下さい。

品詞というグループの中に、名詞や動詞といったメンバーが10人いるということです。

例えば、嵐というグループには、松本潤、相葉雅紀、大野智、二宮和也、櫻井翔という5人のメンバーがいて、「嵐」というメンバーはいませんよね?

同じことです。上の10種類をまとめて品詞と呼んでいるわけです。

グループ名:品詞
メンバー :名詞、動詞、形容詞、
      副詞、前置詞、接続詞、    
      代名詞、間投詞、
      助動詞、冠詞

グループ名:
メンバー :松本潤、相葉雅紀、
      大野智、二宮和也、
      櫻井翔

話を戻します。先ほど10種類と書きましたが、指導者や文法書によっては

「助動詞」→「動詞」
「冠詞」 →「形容詞」

という分類で8品詞と説明している場合もあります。

大は小を兼ねるというので、とりあえず10品詞で覚えておきましょう

4大品詞

いきなり10品詞を覚えると言っても大変です。

そこで、今回は4大品詞と言われる
名詞、動詞、形容詞、副詞の4つを解説していきます。

英語においてこれらの品詞はかなり重要です。

残りの6品詞については以下の記事で解説しています。

名詞

では早速名詞から説明していきます。

名詞とは目に見える物、触ることが出来る物すべての名称、つまり名前のことです。

例えば、今周りを見回してみてください。目に入るもの全てに「名前」があります。

ベッド、机、鉛筆、窓、ゴミ箱全て名詞です。
また、今スマホでこの記事を見ている人は、スマホも名詞です。

このように、「ヒト、モノ、コト」の名前名詞と言います。

また、「情報」「真実」「空気」など目に見えない名詞もあります。

さらに「走る」と言う動詞に「こと」をつけることで名詞にすることも可能です。「走ること」という名詞です。

少し難しいので、今は、目に見えて触れるもの全ては名詞という解釈で大丈夫です。

ひとつだけ覚えてほしいことがあります。それは文の最初に来た名詞は主語になります。

bed , desk, pencil, window,
  trash can, smart phone
など
(意味が分からない単語があったら調べてみて下さい。)

The dog is adorable.
 「その犬は愛らしい」

The dog で1つの名詞だと考えて下さい。
The dogという名詞が文の初めに来ているので、The dogが主語です。

動詞

次に動詞です。

動詞とは動作を表す品詞です。

小学校の時はウ段で終わると教わったのではないでしょうか。「読む、来る、食べる」などです。

英語にはそのようなルールはないので、何度も英文に触れて覚えるしかありません。何度も書いて、読んで覚えましょう。

英語は動詞が最も大切な品詞です。動詞は英文の骨格なのです。

このことについては、文型を学習するときに詳しく説明するので今は覚えなくても大丈夫です。

英語の動詞は大きく分けると2種類になります。

それは、Be動詞一般動詞の2種類です。

Be動詞is, am, are)

一般動詞Be動詞以外の動詞全て
  read, come, eat, play, go など

形容詞

次に形容詞です。

形容詞は名詞に情報を付け足す役割です。

例えば「赤い車が走っている。」という文章で、「赤い」という単語が「車」という名詞に情報を足していることが分かるでしょうか。

このように、形容詞は名詞に情報を付け足す品詞です。

情報を付け足すことを修飾すると言います。

修飾する」という言葉は、今後よく出てきますのでここで覚えてしまいましょう。

形容詞は名詞を修飾する役割です。ですので、修飾したい名詞の直前にきます。

red, blue, new, old, heavy, light, beautiful など

日本語は普通、最後が「い」で終わります。

a red car
・a blue bird
・a yellow shoes

a new dictionary
・an old TV
・a beautiful island

a heavy bag
・light baggage

  (軽い荷物)

light baggage 以外の全ての例に「a, an」が付いていますが、冠詞という品詞です。1つのという意味があります。

必ずa+形容詞+名詞という語順になるということを押さえて下さい。非常に重要です。
上の例でもそうなっていることを確認してください。

副詞

次に副詞です。副詞は名詞以外を修飾する役割があります。

名詞以外とは、「動詞、形容詞、副詞、文章全体」を修飾するということです。

名詞以外を修飾すると理解しましょう。

もう1つ副詞について気を付けるべきポイントがあります。

副詞は、主語+副詞+動詞のように、主語と動詞の間に割り込むことが可能です。

また、文頭(英文の初め)に来たりとかなり自由度が高い品詞となっています。

英語は原則「主語+動詞」の語順ですが、「副詞+主語+動詞」のようになることもあります。

ただ、まずは「主語+動詞」の原則を理解してから、「副詞+主語+動詞」のような例外を押さえましょう。

tomorrow, today, yesterday, now など時を表す単語は副になります。

・often, usual, always, sometimes などは頻度の副詞と言います。

・yes, no も副詞です。

形容詞と副詞の違い

形容詞と副詞は役割が似ているようですが、全く異なります。

形容詞は名詞を修飾し、副詞は名詞以外を修飾します。

言葉にすればこれだけですが、初めは形容詞と副詞が判別しにくいと思いますので、ここで少し練習をしてみましょう。

①「丁寧な字を書く。」 
②「丁寧に字を書く。」

さてこの2つの文で異なるのは「丁寧な」「丁寧に」の箇所だけです。そしてどちらかが形容詞で、どちらかが副詞となります。少し考えてみてください。


では、①「丁寧な字を書く」から答え合わせしていきます。

「丁寧な字」
「丁寧な書く」

この2つで日本語的に自然なのは「丁寧な字」ということが分かると思います。

つまり、「丁寧な」という言葉は「」という言葉を説明していることになります。

言い換えれば、「丁寧な」が「字」を修飾しているのです。

」は名詞です。そして、名詞を修飾するのは形容詞でしたね。

なので丁寧な」は形容詞になります。

このように、慣れないうちは、形容詞か副詞かどちらかを判別したい単語を他の単語とくっつけて、自然な表現を探しましょう。

初めは日本語でも練習しましょう。意外とすぐにできるようになります。

では②「丁寧に字を書く」を先ほどと同じ考えで答え合わせをします。

先ほどと同じ手順で解いていきましょう。

「丁寧に字」
「丁寧に書く」

どちらが自然でしょうか。

「丁寧に書く」ですね。

つまり書く」という動詞を修飾しているので丁寧に」は副詞となります。

日本語では、「丁寧」や「丁寧」のように1文字しか変わりませんが、英語では、形容詞と副詞は単語の位置である程度判別できます。

形容詞のところで説明した語順を覚えていますか?

a+形容詞+名詞です。

つまり、”a xxx dog.”という文を見た時に、xxxの単語の意味が分からなくても
「a+形容詞+名詞」の語順を知っていれば、xxxは形容詞ということが分かるようになります。

苦手な人にとっては難しいと思いますが、勉強の基本は繰り返しです。

繰り返し読んでいると、必ず理解できる瞬間が来ます

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は4大品詞を学習してきました。かなりの分量になってしまいましたが、その分だけ力が付くようなことは書いているつもりです。

しつこいようですが、勉強は繰り返し復習することです。1回読んだだけで理解して、覚える人はほんの一握りです。

身の回りの頭が良い人も何度も復習しているはずです。

次は残りの6品詞を学習していきます。しかし、今回の4品詞の方が重要ですので、4品詞をきっちりと理解したうえで次に進んでください!

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