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【英語の根幹】①英語と日本語の違いについて詳しく解説!!

英語の根幹
プロフィール
むーたろ

英語なんていつも赤点だったのに、映画『KINGSMAN』を観てから、英語に興味が湧き、関西外国語大学を卒業、今ではTOEIC930点を達成!
現在は満点を目指して勉強中!!
英語に関する役立つ知識を伝えていきたいと思います!

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英語ってなんでこんなに難しいんだろう…

もう一度基礎から学びたい…

以上のような悩みを抱えている人は多いと思います。

私も中学生の頃は英語が苦手だったので同じ気持ちでした。

英語が苦手な人はまず、英語と日本語の違いをきちんと理解して、なぜ英語が難しく感じるかを理解しましょう。

それでは英語と日本語の違いを説明していきます。

英語と日本語の違い

では、いきなりですが問題です。

英語と日本語の最大の違いは何でしょう。

私は大学生の頃、塾講師をしていました。そして、生徒に同様の質問をしていましたが、ほとんどの生徒が、アルファベットと答えていました。

もちろんそれも大きな違いなのですが、一番大きな違いで、日本人が英語を理解するときに最も苦しむ違いがあります。

それは”語順”です。

この語順の違いのせいで日本人は英語が苦手なのです。

英語と日本語の大きな違いは語順!!

語順とは

語順とは「単語を並べる順番」のことです。英語と日本語ではこの単語を並べる順番、つまり語順が大きく異なります。そして語順は英語においてかなり重要になります。

例えるなら語順とは”バケツ”のような物です。バケツは水を貯める物です。ただバケツに穴が開いていたらどうなるでしょうか。水を入れても当然抜けるだけですよね?

同じように語順の理解に穴が開いていると、これから英語の知識を入れても抜けていくだけになります

では語順の違いの例を出してみましょう。

日本語私はケーキを切った。

英語 :I cut a cake.

どうでしょうか。

これだけ見せられても何が違うかは分かりにくいと思うので、もう少しわかりやすくするために英単語一つずつに訳を書いてみます。

日本語私はケーキを切った

英語 :I  cut   a cake.
   (私は 切った ケーキを)

となります。

さて、もうお分かりでしょうか。

そうです。「ケーキを」と「切った」が入れ替わってます。

もう少し正確にいうと、日本語では「切った」、つまり動詞が文の最後に来ていて、英語では「I」の後に「cut」という動詞が来ています。

さらに、もう1つ気付くことは、日本語でも英語でも初めに来るのは、「私は」つまり主語だということです。

日本語~は、―を、…する

英語 :~は、…する、―を

上記のように単語を並べる順番が異なることが分かりましたか。

難しいと思いますが、語順というのは言語のルールなのです。このルールを知っておかないと、相手に意味が伝わらないどころか、全然違う意味で伝わることもあります。

ここでこんな疑問を持った人がいるかもしれません。

「私はケーキを切った」でなくても、「私は切ったケーキを」でも伝わるのではないか…

という疑問です。

次はその疑問を解決していきます。

英語は配置の言語

まず、「私はケーキを切った」でなくても、「私は切ったケーキを」でも伝わるのではないかという疑問は正しいです。

日本語は語順のルールにかなり緩く、どの単語がどの位置に来ても、基本的に意味は伝わります。
先ほどの例で見てみると

  • 私は、ケーキを切った。
  • ケーキを、私は切った
  • 切った、私はケーキを。
  • 切った、ケーキを私は。

どうでしょうか。すべて同じ意味になりますよね。

それは日本語が助詞の言語だからです。

助詞とはて、に、は、をのことです。助詞のおかげで、ある程度適当に話しても意味は伝わります。

しかし、英語には助詞がありません。かつては助詞に似たものがあったのですが、時間が経つにつれてそれは消えていきました。

そして、新しく出てきたルールが語順です。なので英語は「語順」というルールにかなり厳しいです。

次の例を見て下さい。

  1. I cut a cake.(○)「私はケーキを切った
  2. A cake cut I.(×)「ケーキは私を切った
  3. Cut a cake I.(×)
  4. I a cake cut.(×)

このようにしてしまうと意味が全く違うものになってしまいます。

34の文に関しては訳すことも出来ません。の文は「ケーキ」が「私」を切ったことになります。

下の図をみて下さい。少し、順番が変わるだけで、全然意味の違う文章になってしまいます。

それほど英語は、単語を並べる順番に厳しいです。

語順の大切さ

このルールについてもう少し詳しく説明すると、英語では、文の最初にある単語が主語になり、主語の後ろに来る単語が動詞となります。

このように、英語は単語の配置によって単語の役割が決まる「配置の言語」なのです。

そして、英語には大きく分けての配置が5つに分類されます。それが5文型と言われているものです。

5文型については、以下の記事で詳しく解説しています。

英語は主語+動詞の順番が絶対であるという原則はとにかく理解しておいてください。

英語は主語、動詞」と何度も口ずさんでおけばすぐに覚えることが出来ると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、英語と日本語の違いについて解説してきました。

語順の違いはご理解頂けたでしょうか?

完璧な理解でなく、「こんな違いがあるんだ~」とふんわりした理解でも構いません。これから英文に多く触れていけば、いずれ分かるようになります。

最後に少し確認をしましょう。

Q1.英語と日本語の違いは?
Q2. 英語の語順と言えば? 「___+___」の順番。

答えられましたか?もし思いつかなかった人は、繰り返し読んでみて下さい。

次は品詞について学習していきましょう。

これからも英語学習を頑張りましょう。

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