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【英語の根幹】②-2品詞について詳しく解説!!

英語の根幹
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むーたろ

英語なんていつも赤点だったのに、映画『KINGSMAN』を観てから、英語に興味が湧き、関西外国語大学を卒業、今ではTOEIC930点を達成!
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品詞って何…?

品詞って大事なの…?

こんな悩みを持っている人や、品詞についての理解が少し足りないと思う人は、是非この記事を読んでみて下さい。

後で理由を述べますが、品詞の理解は英語学習において必要不可欠です。

英語初心者の人や英語が苦手な人は品詞を蔑ろにしていることが多いので、難しいとは思いますが何度も読み直して理解しましょう。

品詞とは

では本題です。品詞とは、その単語が英文中でどのような役割をしているかによって区分するものです。

英語には品詞が10種類あります。(指導者や文法書によっては8種類となることもあります。)

品詞とは英単語を役割によって分けるものですから、この世の中のすべての英単語はこの10種類のどれかに振り分けることができます

それでは早速10種類の品詞を見ていきましょう。

  • 名詞
  • 動詞
  • 形容詞
  • 副詞
  • 前置詞
  • 接続詞
  • 代名詞
  • 間投詞
  • 助動詞
  • 冠詞

以上の10種になります。

この世の全ての英単語は、以上の10品詞のどれかに区分することが出来ます

まだよくわからない人向けにポケモンで例えます。

現在ポケモンには18種類のタイプがあります。すべてのポケモンはこの18種のタイプにより区別されています。

同じように、すべての英単語は10種の品詞のどれかに属しています。

タイプ、品詞の説明

例えば、ピカチュウは「でんき」というタイプで区別されています。
同じように、book は「名詞」という品詞で区分されています。

しかし、リザードンというポケモンは「ほのお・ひこう」のように2つのタイプに属しているポケモンは多く存在しています。

品詞も同じです

1つの単語に1つの品詞だけというわけではありません「book」にも動詞の役割があります。

私は大学生の頃、塾講師をしていて、生徒が品詞について勘違いをすることがよくあったので、少し補足をしておきます。

どのような勘違いかというと、「品詞」という品詞があるという勘違いです。もし同じ勘違いをしていたという人は、品詞はグループ名だと考えて下さい。

品詞というグループの中に、名詞や動詞といったメンバーが10人いるということです。

例えば、嵐というグループには、松本潤、相葉雅紀、大野智、二宮和也、櫻井翔という5人のメンバーがいて、「嵐」というメンバーはいませんよね?

同じことです。上の10種類をまとめて品詞と呼んでいるわけです。

グループ名:品詞
メンバー :名詞、動詞、形容詞、
      副詞、前置詞、接続詞、    
      代名詞、間投詞、
      助動詞、冠詞

グループ名:
メンバー :松本潤、相葉雅紀、
      大野智、二宮和也、
      櫻井翔

話を戻します。先ほど10種類と書きましたが、指導者や文法書によっては

「助動詞」→「動詞」
「冠詞」 →「形容詞」

という分類で8品詞と説明している場合もあります。

大は小を兼ねるというので、とりあえず10品詞で覚えておきましょう

このうちの4大品詞は以下の記事で解説しています。品詞を学ぶメリットについても解説しているので参考にして下さい。

今回は残りの6品詞を学習していきます。

前置詞

まず前置詞です。「名詞の」で前置詞です。つまり「前置詞+名詞」の語順です。

役割は「前置詞+名詞で1つのカタマリを形成し、形容詞または副詞になります。すごく大事なところなので、何度も読み返して頭に叩き込んでください。

これから前置詞の例を出しますが、本来、前置詞はイメージで理解する品詞です。ですので、YouTubeで『前置詞 イメージ』で検索すれば、多くの動画があると思うのでそちらを視聴してください。

ただ、まずは覚えるべき訳を書いておきます。前置詞は非常に多くの訳があるので、後に見る訳に縛られないで下さい。

  • on(~の上)
  • at(~で
  • in(~の中)
  • with(~と一緒に)
  • of(~の)
  • about(~について)

以上、よく使う前置詞を記載しましたが、ほんの一部です。まだまだ前置詞はたくさんあります。

少し練習しましょう。

I play soccer in the gym.

(体育館でサッカーをプレイする)

この文では「in」が前置詞です。

そして「in the gym」のように「前置詞名詞」になって、1つのカタマリを作っています。(ちなみにこのカタマリのことを文法用語で「」といいます。

前置詞で出来ている句なので「前置詞句」といいます。

このカタマリが形容詞か副詞の役割をします。形容詞か副詞かの判別の仕方は前回の記事で解説しているので参考にして下さい。

簡単に復習しておくと、判別したい単語がどこを修飾しているのかで判断します。

形容詞は名詞を、副詞は名詞以外を修飾します。

in the gym」は「体育館で」という意味です。

なので「体育館でサッカー」or「体育館でプレイする」を見比べた時にどちらが自然ですか。

体育館でプレイする」ですよね。つまり「プレイする」という動詞を修飾しているので、「体育館で」は副詞です。

なので「in the gym」のカタマリは副詞となります。正確に言うと、副詞のカタマリなので、副詞句といいます

I play soccer in the gym.

もう1文練習しておきましょう。

I read a book on the desk.
(私は机の上の本を読む)

on」が前置詞で「on the desk」でカタマリを作り形容詞か副詞の働きをします。ではどちらかを判別していきましょう。

on the desk」は「机の上の」という意味です。

机の上の読む」or「机の上の本」となり、自然なのは「机の上の本」です。

「本」という名詞を修飾しているので形容詞形容詞句)になります。

I read a book on the desk.

これから前置詞をみたら、「後ろの名詞とワンセットで1つのカタマリを作っているな」と確認してみて下さい。

さらに余裕があれば、そのカタマリが形容詞か副詞かを判別してみましょう。普段の練習が大切です。

接続詞

次に接続詞です。

接続詞は主に文と文をつなぐ役割をします。「A and B」のように、語と語をつなぎます。このAとBは単語と単語カタマリとカタマリ文と文のようにA,Bともに同じ要素が来ます

and, but, or など

他にもいくつかあります。

接続詞も少し練習しておきます。

次の英文を見て下さい。

Which is your pen, this or that?
(あなたのペンはこれですか、それともあれですか?)

this or that」の部分ですが、orによってthisとthatが接続されています

単語と単語が接続されているパターンです。

次の例文です。

I like playing tennis and watching a tennis match.
(私はテニスをすること試合を見ることが好きです)

ここは少し難しいですが、「playing tennis」と「watching a tennis match」の2つのカタマリandで結んでいます。

次が最後の例文です。

I like dogs but I don’t like cats.
私は犬が好きです、猫は好きではありません。)

これは「I like dogs」「I don’t like cats」の2つの文章を接続しています。

英語では1つの文章で主語と動詞はワンセットしか使えません

つまり「I like dogs, I don’t like cats.」という文は間違いです。なぜなら「I like」と「I don’t like」で主語+動詞のセットが2つあるからです。

それを防ぐために、例文のように接続詞を使ってください。

代名詞

次に代名詞です。

代名詞
(単数)
主格
(…は、が)
所有格
(…の)
目的格
(…を)
所有代名詞
(…のもの)
1人称I (私)mymemine
2人称you(あなた)youryouyours
3人称he (彼)hishimhis
she (彼女)herherhers
it (それ)itsit×
代名詞
(複数)
主格
(…は、が)
所有格
(…の)
目的格
(…を)
所有代名詞
(…のもの)
1人称we(私たち)ourus ours
2人称you(あなたたち)youryouyours
3人称they (彼ら)theirthemtheirs

この表をどこかで見たことがあると思います。代名詞はかなり重要な品詞で、解説が長くなりますので以下の記事で詳しく解説しています。

不安な人は参考にして下さい。

軽く解説しておきます。代名詞は名前の通り、前に出てきた名詞わりをする品詞です。

例えば、

Aさん「見てー、真っ赤で、めっちゃ軽い靴買ってん。」

Bさん「へー、真っ赤で、めっちゃ軽い靴いくらやったん?」

Aさん「真っ赤で…靴は3800円やったで。」

普段、こんな会話しませんよね笑

自然と代名詞を使っていると思います。

代名詞を使うとBさんのセリフで「へー、それいくらやったん?」と「それ」だけで、表すことができます。

英語では(日本語もですが)、何度も代名詞が出てきます。なので、この表は何がなんでも覚えましょう。書く練習もして下さい。

代名詞への理解が、今後の英語学習を左右すると言っても過言ではありませんよ。

間投詞

次に間投詞かんとうしです。漢字の通り、文や会話の間に投げかける品詞です。あいづちや感情を表します。

日本語でも咄嗟に出てしまう言葉があると思います。「あっ!」とかです。この品詞は特に重要ではありません。

Okay!, well, Oh!, Wow!

Good morning.などの挨拶も、間投詞と捉えて良いです。

助動詞

次に助動詞です。助動詞は「動詞」と区分されることもあります。

助動詞とは、気持ちを表して、英文に彩りを加える品詞です。

助動詞でまず押さえるべきなのは「語順」です。

その語順とは「助動詞+動詞の原形」です。

動詞の原形とは、動詞が何の変化もしてない形のことです。今は、「習った時の形」と理解しておいて下さい。

  • can~=~ができる(~は動詞の原形を表す。)
  • will~=~する予定だ
  • may~=~しても良い
  • must~=~しなければならない
  • should~=~すべきだ

今回は助動詞の基本を紹介しているので、ほかにも意味はあります

少し注意点を伝えておきます。

He plays soccer.

playにsが付いているのは、「三単現のs」と言う文法です。知らない方は、play が、playsに変化していると考えて下さい。

この文に「できる」と言う意味の助動詞「can」を付け足すとどうなりますか。

He can plays soccer.

と答える人もいると思います。しかしこれは間違いです。間違えた人は、助動詞の語順をもう1度確認してください。「助動詞+動詞の原形」ですよね。

動詞の原形とは、何の変化もしていない動詞のことでした。しかしplaysはsが付いて変化しています。なので、

He can play soccer.
(彼はサッカーができる。)

とするのが正解です。

冠詞

最後に冠詞です。冠という字は「カンムリ」と読みます。つまり「帽子」です。

冠詞は名詞の帽子で、「冠詞+名詞」という語順になります。

冠詞は名詞に情報を付け足す、つまり修飾する品詞です。なので、「形容詞」と区別する場合もいます。

a, an, the」が冠詞です。「a, an」には「1つの」という意味があります。「a dog」で、「1匹の犬」です。

英語では、名詞が1つのときは、聞き手にはっきりと伝えなければなりません。なので「a」は1文字ですが、かなり重要です。

冠詞の役割ですが、その名詞を聞き手が、特定しているか、そうでないかを区別します。もう少し簡単にいうと、その名詞を知っているかどうかです。

ここからは少し難しいので、もういっぱいいっぱいの人は、「a,an」の使い分けに飛ばしてください。

次に「the」の説明です。「the」も冠詞でその役割はその場にいる人全員が、その名詞を特定している、又は知っているかを表します

( )に冠詞を入れて下さい。

  1. Look at (  )sun.

  2. 窓が1つしかない部屋で)窓を開けて下さい。
    Open (  )window, please.

上の2文はどちらも「the」が入ります。


1. Look at the sun.
(太陽を見て)

the」はその場の人が知っている名詞に付くんでしたね。

sun」は「太陽」という意味ですが、太陽は地球上の人が全員知っています。だから「the」になります。

他にも地球や月などの惑星、衛星にも「the」が付きます。

the earth, the moon


2. Open the window, please.
(窓を開けて下さい)

窓が1つしかない部屋なら、その部屋にいる人はどの窓のことか特定できるため、「the」になります。

もしいくつか窓があるなら、

Open a window, please.
(窓を開けて下さい。)

日本語にすると同じ意味になりますが、ニュアンスとしては(どれでもいいから)窓を開けて下さい。となります。

「a, an」の使い分け

a」と「an」の使い分けですが、後ろの名詞の最初の発音が、母音の時は「an」です。

初めはとりあえず、名詞の初めの文字が母音の時は「an」と覚えて下さい。母音とは”aeiou”です。

an orange」「an apple」など

まとめ

いかがでしたでしょうか。

前回と今回で10品詞の紹介が終わりました。これからは、分かるところだけでも良いので教科書の本文や英文を見たときに、品詞分解にチャレンジしてみましょう。

練習すればするほどできるようになり、品詞に対する理解も深まります。この練習をしないと品詞は理解できません。ひいては英語もできるようになりません。

それほど英語において、品詞は重要なのです。品詞は5文型の理解に必須となっています。

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