「TOEICの勉強を何から始めればよいか分からない…」
「勉強をしているけどTOEICの点数がなかなか伸びない…」
こんな悩みをお持ちの人に、今回は私がTOEICで930点を取得するための基礎を作り上げた『スタディサプリENGLISH・TOEIC』について紹介します。
おすすめできる人や良いところ、学習法まで詳しく紹介していきます。
早速『スタディサプリENGLISH』で学習した感想ですが、めちゃくちゃ良かったです。
TOEICにおける基礎を全て学習することができました。
特にpart1の「まとめ表現」やpart2の「そらしの選択肢」など、独学では身に付けにくい知識をたくさん知ることができます。
価格・プラン
『スタディサプリTOEIC』には以下の2つのコースがあります。
- ベーシックプラン
- パーソナルコーチプラン
私はベーシックプランしか使ったことが無いのでこれからする話は全てベーシックプランのことだと思ってください。
パーソナルコーチプランは個人にTOEICのコーチがついて勉強進捗などを管理してくれるプランです。こちらに興味がある方は申し訳ありませんが、今回は一切触れていませんので、他の方の記事を参考にして下さい。
ベーシックプランとはアプリを使って自分で勉強を進めていくというプランです。
デメリットとしては勉強をさぼってしまいがちになることです。
しかし『スタサプTOEIC』では継続しやすい工夫がたくさんされていて、毎日継続することは簡単です。
ではベーシックプランの値段です。
12か月コース | 6か月コース | 月額 | |
月あたり | 2,728円 | 3,058円 | 3,278円 |
一括払い | 32,736円 | 18,348円 |
なお、初めて会員になる人は7日間の無料体験があります。
どのコースを選ぶかは慎重に決めて下さい。
私は1か月後に本番があったので「1か月集中するぞ」ということで月額3,278円のコースを選択しました。
少し高いと思う人もいると思いますが(私も思っていました)色々な参考書を買って勉強するよりもこのアプリ1本で学習するほうが、結果的に値段も安く、勉強効率も上がると思います。
右下の連続学習日数のところに自己ベスト22日と書いてあるように、1か月弱集中して学習しました
平均して1日に4時間ぐらいですね。
あとで少し触れますがこのように総学習時間などが視覚的に分かるのも、モチベーションアップにつながります。
オススメできる人
基本的に誰にでもお勧めできます。しかし高校文法を理解している方が、講義の内容が入ってきやすいです。
ただ、『スタサプTOEIC』には英文法の講義があるのでこちらで学習することもできます。
1番効果が出るのは中級者(500点〜700点前後)の人だと思います。
実際、私もこのアプリで学習していた時は、大体500点でした。もちろん上級者の人も新しく知ることは多くあると思います。
演習の量も豊富でたくさん解けますので誰が使っても点数は伸ばせると思います。
良い点
では『スタディサプリENGLISH』で学習してみて思った良い所を伝えていきます。
全部説明すると長くなるので、3つ選りすぐって説明していきます。
- 分かりやすい
- 1レッスンが短い
- スタサプCaféで息抜き
1つずつ説明します。
分かりやすい
『スタサプTOEIC』ではほとんどの例題、演習問題に映像解説が付いています。そして解説をしているのは、関正生先生です。
英語を勉強している人ならどこかで聞いたことがあると思います。何年間も何万人の大学受験生やTOEIC受験者に授業をしてきた方です。
その経験から、初級者から上級者のミスしやすいポイントをしっかりと押さえた解説講義です。分かりにくいはずがありません。
また話し方にメリハリがあり、テンポが良いので、解説を聞いていても眠くなることや飽きることはありません。
無料会員でも一部の授業は聞くことが出来るので一度聞いてみるのも良いかと思います。
1レッスンが短い
part1からpart7を計150のレッスンで学習するという形なのですが、1つのレッスンが10分以内に収まっています。短いもので5分程度で終わるものもあります。
短いからと言って内容が薄いわけではありません。要点がしっかりとまとまっています。
講義時間が短いメリットとして以下の3点があげられます。
- スキマ時間にできる
- 気軽に始めることができる
- 継続できる
【1.スキマ時間にできる】
『スタサプTOEIC』のCMでは電車の中で勉強している姿が放送されています。
このように通勤、通学のような移動時間や10分以上の待ち時間があれば1レッスンを学習することができます。
なかなかまとまった時間が取れない人にはかなり嬉しいことだと思います。
私は通学時間が1時間あったので、行きに30分、帰りに30分で学習していました。通勤、通学時間にめいっぱい勉強する必要はありません。
「今日は1レッスンだけ。」でも構いません。
毎日継続することが大切なので、時には妥協をしましょう。
【2.気軽に始めることができる】
人間は何かを始めるときが一番エネルギーを使用します。それに対して、それを続けることにはあまり苦労はしません。
それは勉強でも同じことです。一度始めてしまえば案外続くものです。
一番の難関は勉強を始めることです。ですが1レッスンが短いと「すぐ終わるし1レッスンだけやろ~」という風に気軽に始めることが出来ます。
始める前はすぐに終わるつもりでも、解説の分かりやすさ、テンポの良さ、自分が賢くなっていくという楽しさから次々とレッスンを修了するという好循環に入ることができます。
もちろん続ける気が起きない時もあるでしょう。その時は無理をせず終わりましょう。
【3.継続できる】
勉強で最も大切なことは、何よりも「継続」です。次点で「復習」だと私は思っています。
毎日勉強しましょう。1レッスンが短いと単純に続けやすいです。寝る前に1レッスン進めるだけでも良いです。
昨日したレッスンをもう一度するだけでも良いと思います。毎日勉強していると、勉強をしないことが「気持ち悪い」とさえ思うこともあります。
このように短いことは良いこと尽くしです。
スキマ時間でも学習できる点を合わせるとさらに学習継続がしやすいです。今更ですがよくできたアプリだなと思いました。
スタサプCaféで息抜き
このアプリには『ほっと一息★スタサプCafé』というコーナーがあります。このCaféではTOEICに役立つ記事がたくさん掲載されています。
語彙力増強を狙う記事や、よく出る1問取り上げて解説している記事、関先生自身が勉強法について語ったり、悩みを解決したりする記事もたくさんあります。
このような記事を見ると勉強のモチベーションも上がると思います。
他人の勉強法を聞くとモチベーションが上がるのは私だけでしょうか笑
勉強で疲れた時は、このCaféに立ち寄って一息ついてください。
以上の3点が私が特に「良いな」と思った点です。
もう一度確認してみてください。
- 分かりやすい
- 1レッスンが短い
- スタサプCaféで息抜き
他の良い点も軽く紹介しておきます。
【問題数がかなり多い】
良い点で話した「わかりやすい」と「1つのレッスンが短い」というのは「パーフェクト講義」のことです。
このアプリには他にも「実践問題集」と呼ばれる200問の演習問題を解説講義付きで学習することができる試験が20回分あります。
つまり200問×20回=4000問の演習問題があることになります。すさまじい量ですね。
私は5回分しか解いていません。それでも冒頭で伝えたように900点を超えることができる基礎が身に付きます。
20回分全て学習することが出来れば、かなりの知識量になると思います。
私もまだ学習し終えていない公式問題集を終えたら、もう1度『スタサプTOEIC』の会員になろうかと思っています。
【単語・文法の学習もできる】
1500単語を学ぶことが出来る「TEPPAN英単語」とTOEIC頻出の文法に絞った「パーフェクト講義・英文法編」という講座があります。
私は「TEPPAN英単語」は勉強したことがありませんが、英文法の講義は、さすが関先生といった感じでかなり分かりやすいです。
全部で53レッスンあります。
苦手なところだけ学習するというのもありだと思います。文法に自信がない人にかなりおすすめです。
【学習時間が見える】
『スタサプTOEIC』では総学習時間、総学習回数、連続学習日数がホーム画面にでています。
「それだけか」と思うかもしれませんが、私はこの機能はかなり良いと思っています。
まず単純にやる気があがります。「もうこんなに勉強したんだ!」と桁や数字がでかくなるたびに、次の桁へのモチベーションが湧きます。
また、実体験ですが、その日の学習を終えて、ホーム画面に[54時間52分]とあと少しでキリの良い数字になることがよくありました。その度に「あと8分やるか~」のように追加で学習していました。
少しの時間ですが、「ちりも積もれば山となる」です。
また、私は連続日数が途切れるのがなんとなく嫌で毎日学習することが出来ていました。
ほかにも1日の目標時間を決めることが出来るので、だらだら勉強するのが嫌だという人は、しっかりと目標を決めてきちっと勉強することができます。
私は1か月集中で86時間しかこのアプリで勉強していませんが、それでもTOEICの土台は出来上がりました。
【黒板がきれい】
方向性が少し変わりましたが、解説映像の黒板がものすごくきれいです笑
中、高の時はチョークで多少白い所がありましたが、全くありません。まさに「黒」板です。
チョークの音も小気味良いリズムなので、聞いていて楽しくなります。
最後は勉強とはあまり関係のないことでしたが、『スタサプTOEIC』で学習していて「良いな」と思うところはたくさんあります。
皆さんも使ってみて「ここが良いな」というところがあったら、周りのTOEIC学習者にオススメしてあげて下さい。
悪い点についてですが、私は特に何も感じませんでしたが、評価を見てみると「ディクテーションがやりにくい」「画面が見にくい」などの意見がありました。
どうやらディクテーションの際に答えが見えるのでやりにくいという内容でしたが、今(2022年12月22日現在)確認してみましたが、改善されていました。ですので安心してもらって大丈夫です。
「画面が見にくい」に関してはどの部分が見にくいのかがよく分からなかったので、確認できませんでしたがパソコンでも出来るので、もし見にくいなと思ったらパソコンで学習するのもありだと思います。
私は特に見にくいと感じたことがありませんでした。
評価は4.6とかなり高く客観的に見てもかなり良いアプリだということが分かります。
(App storeでの評価です。)
勉強法
私が実際に『スタサプENGLISH』でどのように勉強してたかを紹介します。
とは言っても、パーフェクト講義を1レッスンずつ学習していくだけです。
特にこだわりがなければpart1から学習しましょう。
本番までに時間がないという人は、自分の苦手と思うpart、もしくはpart1、2、5を学習しましょう。短期間で伸びやすいとされているpartです。
私はパーフェクト講義の全150レッスンを3周しました。
同時進行で単語の勉強はして下さい。
先程紹介した「TEPPAN英単語」でも良いですし、私がしていた単語の勉強法をこちらで解説しているので、こちらも参考にして下さい。
知識があっても単語力がないと点数は伸びません。リスニングも出来るようになりません。
私は『スタサプTOEIC』と単語帳1冊で勉強して1か月で500点から685点を取得することが出来ました。
アダプティブ講座
アダプティブ講座について紹介します。私がこのアプリで学習していた頃にはまだなかったので実際にこの講座を受けたことがありません。
ただ、アダプティブ講座は
「本番形式の演習を中心に効率よくスコアアップを目指す講座」
「600点以上の方、英語力に自信がある方向けの講座」
と謳っており、かなりのスコアアップが期待できると思います。
どのような講座かというとAI演習で大量の問題を解き、苦手を見つけ、関先生の映像解説・演習問題で徹底的に効率よく苦手を克服する講座です。
特徴が3つあります。1つ目はあなたの学習データをもとに4000問の演習問題の中から、今解くべき問題のみを出題します。
そのため苦手を効率よく克服することができます。
2つ目はあなたの実力をE~SSの15段階でランク付けします。数十問の解答データをもとにランクを判定します。
3つ目は解答データをもとにあなたの苦手な問題形式を割り出します。
問題形式とは、例えばpart7なら表や図から読み取るタイプの問題、意図を問う問題などです。
苦手が特定出来たら関先生の映像解説と演習問題で効率よく徹底的に苦手を克服していきます。
自分の苦手なところというのは案外自分では気付きにくいものなので、AIに判定してもらうのはかなりありがたいことです。
また自分の実力をランク付けしてくれるのも、次のランクに行きたいというモチベーションアップにつながるのでかなり良いと思います。
そしてやはり関先生の解説を聞くことができるのも魅力的ですね。
アダプティブ講座について調べている間に、この講座を受けてみたいという気持ちが出たので、私も「公式問題集8」の復習が終わり次第、もう一度会員になってこの講座を受けてみます。
『スタディサプリTOEIC』の後の勉強法
685点を取得して満足した私はその後TOEICの勉強はしていませんでした。
そしてしばらくしてからもう一度TOEICの勉強を始めて、930点を取得することが出来ました。
その時にしていた勉強をこちらで紹介しています。
ただ、この勉強法は基礎が出来ていないと効果が薄いと思うので、まずは『スタサプTOEIC』で基礎を固めてから以上の勉強法をお試しください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は私が930点を取得する大きな要因となったアプリを紹介しました。
これからTOEICの勉強を始めようとしている人や、しているけどなかなか伸びない人はぜひ『スタディサプリTOEIC』を活用してみて下さい。
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